物が減ってよかったこと ①

掃除がしやすい

以前の私は、かわいいものが好きで、家のあらゆるところに小物をディスプレイして楽しんでいました。
キッチンとダイニングを仕切る様にあるカウンターの上には、趣味と実益を兼ねて、可愛いキャンドルや綺麗な小さい硝子の花瓶などを置いていました。
娘が小学生の頃にプレゼントしてくれた小さな瓶もありました。
娘は今や社会人。
自分がプレゼントしたことさえ忘れているかもしれません。
約180㎝の長さのカウンターの、140㎝くらいの部分は物が並べられていました。
リビングルームの出窓には、観葉植物や季節の花々の鉢植えを置いていました。
玄関の下駄箱の上は、春には小さな節句のオブジェを、夏にはガラス製品を、クリスマス、正月など、季節に合わせたディスプレイをしていました。
訪ねてくる友人達も、楽しんでくれているはずだと、満足していました。

ほこりは、そういった場所にも容赦なく積もります。
けれど、当然ながら、小物がたくさんあると掃除はしにくいものです。
おまけに小さな小物についた汚れは取れにくい。
それで、洗うことが可能な陶器や布製品は、時々洗わなければなりませんでした。
とても面倒でした。

鉢植えなどは、もっと始末に悪い。
毎日水をやるので、風通しの悪い場所にカビが発生しました。
ソファーの後ろの壁、チェスト裏、その向かいの壁などです。
一年に何度もカビ取りをしていました。
もちろん、鉢植えが悪いのではありません。
物がありすぎて、風通しが悪いために、カビが発生するのです。

ところがです。
カウンターの上のものをなくし、出窓の鉢植えをなくし、下駄箱の上のものをなくしてみたところ、
あら、びっくり!!
とにかく掃除がしやすい。
自分が思っていた以上でした。
カウンターだって、出窓だって、下駄箱だって、さっと拭くだけでほこりが取れます。
簡単、ラクチン!
実は、掃除が好きではないわたしも、これをきっかけに掃除の回数が増えました。
部屋の綺麗を保ちたくなったのです。

 

風通しが良くなり、気持ちが良い

部屋のものが減ると、掃除がしやすくなります。
それはもう、想像以上でした。
窓を開けると、部屋のあちらこちらに、新鮮な空気がいきわたるような気がします。
もちろん、掃除されたカウンターの上のほこりが舞い上がる事もありません。
記憶の片隅にあった、清々しいという言葉を思い出していました。

20数年前、新築のこの家に引っ越して来た時、このリビングルームは、物がほとんどなく、広々としていて、窓を開けると、気持ちの良い風が部屋に入ってきました。
狭いアパートから引っ越して来た気持ちの高揚もあったかもしれません。
けれど、それはまさに、清々しいと感じる風でした。
あの頃とは、物の感じ方も違ってきてはいますが、気持ちよく暮らしたいという思いは変わってはいません。

物を処分し、風通しを良くすることで、カビも生えにくくなりました。
カビ取りをしなくてはというストレスからも解放され、なおかつ、それにかかる時間も必要なくなりました。

 

 

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