古い家計簿を処分しています

わたしと家計簿

結婚して以来、三十数年間家計簿をつけてきました。
当初は大学ノートに、少ない項目に分けてつけていました。
数年後からは、市販の、一冊千円程度のものを使いはじめ、毎年同じものを使っていました。
同じものを使う利点は、慣れているので使いやすい事と、もう一つは過去のものとの比較がしやすいという点です。
その家計簿には、一年分の月別の項目合計が一目でわかる表が付いていました。
前年度との比較もしやすく、年末に行うその作業は、あたかも私の家計管理の成績表のようで喜んだり、がっかりしたりしました。
そして翌年、新しい家計簿のつけ初めには、今年こそ節約してお金を貯めようと思うのでした。

三十数年もつけていると、毎年一冊でも三十数冊になります。
本棚からはみ出して押し入れにも積んである始末です。
何とかしなくてはとは思っていましたが、なかなか腰が上がらず放置していました。
片付けを始めてから、読んだ本の中に親の家の片付けで困ったものという一覧の中に家計簿がありました。
それを見たときに、「片付けるべきだ」と強く思いました。

 

家計簿は家族の歴史

家計簿には家のお金の流れが書かれているので、そのままゴミ袋にいれるのも、資源ごみに出すのも抵抗があります。
私が使っていた家計簿は、1日の支出を書く欄の下に、余白が設けてあって、私はそこにその日の出来事を書いていました。
つまり、私にとって家計簿は日記でもありました。
何年前の事でも、その欄を見ると、当時の事を鮮明に思い出すことができました。
家族の引っ越し、誕生日や、子供の七五三、入学式、母を亡くした辛かった日々のことも思い出します。

他の人はどのように処分しているのかと友人たちに聞いてみました。
処分したのは5人中1人だけでした。
残りは「なぜか処分できない」と言うのです。
家計簿は言わば、側面から見た家族の歴史なのかもしれません。

 

家計簿もシンプルに

私自身も処分したい気持ちと、したくない気持ちが入り交ざっていて、なかなか思い切りよくは処分できません。
残されて処分に困る家計簿、というのが頭から離れません。

処分する方を選択しました。
細かく数字の書かれたところはシュレッダーにかけ、そうでもないところは破いて処分しています。
家計簿をつける時も面倒な作業でしたが、処分する時も面倒な作業となっています。
現在まだ進行中です。

こういった面倒を減らすために、二年前から、家計簿はパソコンでつけるようになりました。
お金の流れはある程度わかっているので、項目も以前より少なくシンプルにしました。
これから気になる項目、医療費などは残しました

入力をすれば合計はすぐ出てくるので、電卓で週計や月計を出す必要もなく、とても時間の節約になりました。
なにより、いざ処分!と思った時には簡単にデーターを消すことができるので面倒がないと思っています。

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